日鉄テックスエンジ、現場5,000人が利用する工事情報管理システムに「テックタッチ」を採用

日鉄テックスエンジ株式会社

操作定着を支援し、問い合わせ30%減・生産性向上を目指す

AI型デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」を開発・提供するテックタッチ株式会社は、日鉄テックスエンジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小野山 修平、以下 日鉄テックスエンジ)が導入する工事情報管理システム「e-worXs」において、「テックタッチ」が採用されたことをお知らせします。
本導入により、システム操作に不慣れな現場作業員約5,000人の円滑なシステム利用を支援し、データ入力の定着化と生産性の向上を実現します。

■導入の背景
日本製鉄グループの総合エンジニアリング企業である日鉄テックスエンジでは、DX推進のため工事情報管理システム「e-worXs」の導入を進めていました。しかし、利用対象となる約5,000人の従業員の多くは建設現場で働く作業員であり、ITシステムの操作に不慣れなユーザーが多数います。そのため、システム導入による入力・登録ミスや操作時間の増加による生産性の低下が懸念されていました。実際に、先行導入部門では多機能であるがゆえの操作の複雑さや、フレームワーク特有のUI制約による操作性の難しさから利用定着が課題となっていました。この状況を受け、今後のシステム導入時の混乱や操作時のつまづきを未然に防ぎ、全社的な定着化を成功に導くために「テックタッチ」の導入が決定しました。

■導入の決め手
導入システム「e-worXs」は、システム構造上、画面レイアウトの改修が難しく、操作性の改善をシステム改修だけで実現するのが困難でした 。そこで、既存システムに手を加えることなく、ノーコードで画面上に操作ガイドや入力ルールを示す吹き出しなどを後乗せで表示できる「テックタッチ」の柔軟性が評価されました。システム改修では対応しきれない細やかなユーザー補助を「テックタッチ」で実現することで、全従業員がシステムを使いこなせる環境を整備できると期待され、導入に至りました。

■活用効果
「テックタッチ」の導入により、以下の効果を見込んでいます。
①問い合わせ工数の削減: 操作方法に関する問い合わせ件数を30%削減し、管理者の負担を軽減します。
②入力ミス・手戻りの削減: リアルタイムの入力補助やガイド表示により、入力不備による差し戻しを50%削減し、データ精度の向上と業務効率化を実現します。
③教育コストの削減: マニュアル不要で直感的に操作できる環境を整備することで、導入時に発生する研修やマニュアル作成・更新にかかるコストを大幅に削減します。

■日鉄テックスエンジ株式会社 電計事業本部 工事事業部 工事企画グループ長 山田様のコメント
当社には機械、電気、建設など多様な職種の社員が勤務しており、ITに関する知識や習熟度もさまざまです。そのため、システム利用時に躓くポイントも人によって異なります。
「テックタッチ」を活用することで、こうした課題を解消し、システム導入をよりスムーズに進められることを期待しています。

■日鉄テックスエンジ株式会社について
日鉄テックスエンジ株式会社は、日本製鉄グループの中核を担う総合エンジニアリング企業です。1946年の創業以来、製鉄プラントの建設から整備、操業までを一貫して手掛けるなかで培った技術力とノウハウを、鉄鋼分野にとどまらず、自動車、食品、環境、石油、電力などの幅広い産業分野にも展開しています。機械、電気計装、土木、建築、ロボット、コンピュータシステムなど、多岐にわたる技術を組み合わせ、お客様の課題に応えるオーダーメイド型のトータルソリューションを提供しています。
日鉄テックスエンジ株式会社:https://www.tex.nipponsteel.com/

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