ナビゲーション活用でユーザー操作を補助するだけでなく、機能周知によるサービス利用の促進も
・入力項目が多く、入力漏れが発生していた
・新サービスをリリースしてもユーザーに周知しきれなかった
・入力ミスが発生しやすい箇所に、ナビゲーションを設置
・サービスログイン時、新機能の案内が表示されるように設定
・カスタマーセンターへの問合せ件数を2割削減
・不動産会社の誤入力率とアットホームの作業時間を50%削減
・サービス周知に繋がり登録数が2.3倍、検索数が1.6倍に
導入前の課題
不動産業界システム特有の入力ミスが発生しやすいUI
アットホーム株式会社は、1967年創業の不動産情報サービスを提供する企業です。
不動産会社間情報流通の事業領域では「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」を提供しており、消費者向け不動産情報の事業領域では「不動産情報サイト アットホーム」上で消費者向けに物件情報の提供を行っています。
また、その他の不動産業務支援サービスの提供も事業領域としております。
(「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」とは、物件情報の登録・入手・公開・管理、不動産調査など不動産業務をサポートするインターネットサービスです。)
「テックタッチ」を導入した「ATBB」では、導入前の課題として入力項目が大量にあるが故にユーザーの入力ミスが多いという課題がありました。
「ATBB」では、不動産管理会社と不動産仲介会社、消費者をつなぐ役割を担っております。
しかし、「ATBB」は全ユーザーに同一UI/UXとなっており、不便を感じる利用者も少なくありませんでした。さらに、不動産管理会社が不動産仲介会社に不動産情報を共有する際に登録する項目数は、必須項目で100項目、任意の補足項目で300項目。さらに、50枚の物件画像や40種類の帳票といった大量の情報登録をしなければいけません。それらをミスなく、法律に準拠した形で登録するのは大変難しい現状があります。
この課題を解決し、不動産管理会社・不動産仲介会社・消費者などの方々に当社サービスの使い方を効果的に届け、利用促進につなげられるようツール導入を検討していました。
ツール導入の基準として、価格のほかにプロジェクト成功のために自分たちがツールを使いこなせるための手厚いサポートを重要視しました。
様々なツールを検討する中で「テックタッチ」は価格と機能のバランスがよく、サポート体制も充実していると感じました。またノーコードで誰でも使えることに価値を感じたこともあり、採用を決めました。
これまでは、小さな一つの画面改修でも、加盟店からの要望を整理してリリースするまで3ヶ月ほどの期間を要したこともありました。
「テックタッチ」導入によって、長期間のシステム開発の必要がなくなり、アジャイルな実装体制を実現できフレキシブルに施策を打てるようになると期待したことを覚えています。
活用方法と効果
ユーザーの誤入力を50%削減、それによるアットホーム側の業務効率化も実現
「テックタッチ」導入の主な目的は、「ユーザビリティー向上」「入力ミス軽減」「新サービスの利用向上」「ユーザーニーズの把握」でした。「テックタッチ」の実装・運用を通して、いずれも想定以上の効果を実感しております。
「ユーザビリティーの向上」に関しては、カスタマーセンターへの問い合わせが特に多い箇所に「テックタッチ」のツールチップを設置しました。
これにより、エラー発生率を30%削減し、それに伴いカスタマーセンターへの問い合わせ(施策改善に関する)も20%減少しました。
「入力ミス軽減」については、誤入力削減と作業効率化を実現しています。
これまでは、不動産会社が顧客情報の変更を行うページで誤入力が頻繁に起きてしまい、不動産会社側は再入力、アットホーム側では後作業が多く起きてしまうという課題がありました。
そこで「テックタッチ」を使い、該当ページ上で動く入力補助のガイドを設置することで、ユーザーの誤入力とアットホーム側の作業時間を50%削減しました。
新サービスの利用促進にもつながっています。
アットホームでは業務効率化に向けた新しい取り組みや便利な新サービス・機能を提供しておりますが、お知らせ配信や自社サイトでの告知といった従来の方法では全ユーザーに周知しきれないという課題がありました。
そこで「テックタッチ」を使いユーザーのログイン時に新しい商品・サービスの案内が必ず表示される施策を始めました。
この施策により、「月極駐車場」情報をWeb上で簡単に掲載・検索できるサービス『パーキングマップ』では、施策前と比べて、駐車場登録数が2.3倍、駐車場の検索数が1.6倍といった効果がでました。
最後に「テックタッチ」のアンケート機能により、ユーザーニーズを効率的に取得できるようになりました。
アットホームの加盟店は、ニーズの取得のために営業担当による訪問ヒアリングが中心となっていました。「テックタッチ」導入後はアンケート機能を活用してニーズを取得することができるようになり、非効率なアナログ手法から脱却できました。実際に得られたユーザーニーズは、社内で共有しており、不動産会社の利便性向上につなげられています。
今後の展望
ユーザーニーズをスピーディーに取得して、より良いサービス提供へ
今後は、「テックタッチ」を当社の他のサービスにも展開していくことを考えています。当社は不動産会社の業務シーンに合わせて数多くのサービスを提供しており、そのサービスをホスピタリティー溢れるものにしていきます。そのためには「テックタッチ」の活用が必要不可欠です。アンケート機能や分析機能によって、ユーザーニーズやサイト上での行動を分析してユーザー理解を深め、より良いサービスの提供を実現していきます。