【2024年最新】ノーコード技術の全貌:カオスマップで見る11分野のトップツール解説

SaaS事業者向け

ノーコードツールの需要が高まる昨今では、国内外でさまざまなツールがローンチされています。世界中で展開されるツールからどのツールが自社で開発したいプロダクトに適しているかを検討するのは、数が多いため一筋縄ではいかないのが実情です。

そこで役立つのが「ノーコード・カオスマップ」です。ノーコード・カオスマップを利用すれば、自社のプロダクト開発に必要なツールが探しやすくなります。本記事では、ノーコード・カオスマップの概要やおすすめのツール11選を紹介します。

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【最新】ノーコード・カオスマップを紹介

【最新】ノーコード・カオスマップを紹介

ノーコード・カオスマップは、一般社団法人NoCoders Japan協会が作成しているノーコードツール市場の「業界地図」といえるものです。非常に多くのツールがローンチされている昨今、最適なツール選びをするにはノーコード・カオスマップの利用が必須です。
ノーコード・カオスマップを利用する利点は以下の通りです。

ノーコード・カオスマップを利用する利点
1. ツールが機能や用途ごとに分類されているため、特定のニーズに合ったツールを比較しやすく、最適なツールの選定の手助けとなる
2. 随時更新されるため、常に最新のツールや市場の動向を追うことができ、トレンドに対応したツール選びが可能
3. 現在のノーコードツール市場の全体像を一目で把握できるように設計されており、どのツールがどの分野で活躍しているかを視覚的に理解できる

ノーコード・カオスマップから見た各分野のおすすめノーコードツール

ノーコード・カオスマップから見た各分野のおすすめノーコードツール

ノーコード・カオスマップで分類されている分野は以下の9種類です。ここでは、各分野でおすすめのノーコードツールを紹介します。

1. BIツール
2. カスタマーサービス/CRM
3. エンタープライズ向けアプリケーション開発
4. IoT / 産業オートメーション
5. 機械学習
6. マーケティング / Eコマース / デザイン
7. ソフトウェア開発
8. Web/モバイル アプリケーション開発
9. ワークフロー自動化

1. BIツール

BIツールは、ノーコード・カオスマップには全部で15種類記載されている分野で、企業がデータを効果的に活用し、意思決定を支援するためのツールが含まれています。専門知識が不足していても、データの可視化や分析を行えるように設計されているのが特長です。

Looker

Looker

Googleが提供するLookerは、クラウドベースのBIツールで、SQLの知識がなくてもデータを簡単に整理し、ダッシュボードを作成できます。また、Google Cloudと統合も可能で、クラウドベースのデータ分析を迅速に行うことができます。

≫≫ Looker公式ホームページ

Tableau

Tableau

Tableauは、データ可視化の代表的なツールで、ユーザーは直感的な操作でデータをドラッグ&ドロップし、複雑なデータを視覚化できます。企業のさまざまなデータソースに接続し、リアルタイムでのデータ分析が可能です。

≫≫ Tableau公式ホームページ

2. カスタマーサービス/CRM

カスタマーサービス/CRM分野には、企業が顧客関係管理(CRM)やカスタマーサービスを効率化するためのツール群が含まれています。企業が顧客満足度を向上させるための機能を提供できるのが強みです。

Salesforce

Salesforce

Salesforceは、企業が顧客データを一元管理し、ビジネスの成長を促進するために役立つ各種ツールを提供しています。ノーコードでのカスタマイズが可能で、企業のニーズに合わせて柔軟に設定を変更できるのが特長です。

≫≫ Salesforce公式ホームページ

Zoho

Zoho

Zohoは、Zoho Corporationが提供するクラウドベースのCRMツールで、オールインワンプラットフォームで管理できるのが魅力です。また、「Zia」と呼ばれるAIアシスタントが搭載されており、データ駆動型の営業予測や最適な改善案の提案などを利用できます。

≫≫ Zoho公式ホームページ

Creatio

Creatio

Creatioは、プロセス管理とカスタマーサービスを中心に、柔軟性と拡張性の高いシステムを提供するツールです。BPM(ビジネスプロセスマネジメント)機能により、ルーティーン作業の削減・プロセスの最適化が実現できます。

≫≫ Creatio公式ホームページ

3. エンタープライズ向けアプリケーション開発

エンタープライズ向けの分野では、企業の業務プロセスやビジネスニーズに特化したアプリケーションを迅速に開発するためのノーコードツールを網羅しています。このカテゴリにラインナップされるツールを利用すれば、ノーコードの特性を活かし、より短期間で簡単に構築できます。

ServiceNow

ServiceNow

ServiceNowは、おもにITサービス管理(ITSM)を中心に、さまざまな業務プロセスの自動化やアプリケーション開発を支援するノーコード・ローコードツールです。非エンジニア人材でも、ドラッグ&ドロップで簡単にフォームやワークフローを作成でき、業務効率化に役立ちます。

≫≫ ServiceNow公式ホームページ

Appian

Appian

Appianは、複雑な業務プロセスの自動化やアプリケーション開発を実行できるエンタープライズ向けのツールです。既存システムとの統合・連携も容易であり、自社内で利用している異なるシステム間のデータ統合が可能です。

≫≫ Appian公式ホームページ

4. IoT / 産業オートメーション

IoT / 産業オートメーションの分野では、企業がIoTデバイスや産業機器を効率的に管理し、プロセスの自動化を実現するためのツールが掲載されています。ノーコードで扱えるツールにより、非エンジニアが担当者でも円滑に業務に取り組める点が最大の強みです。

Akenza.io

Akenza.io

Akenza.ioは、専門知識を有していない人材でもIoTソリューションを迅速に構築し管理できるプラットフォームです。複数のIoTデバイスを一元管理し、異なる通信プロトコルやネットワーク技術に対応できるため、さまざまなデバイスを簡単に接続・統合できます。

≫≫ Akenza.io公式ホームページ

5. 機械学習

機械学習の分野では、専門知識を必要とせずに機械学習モデルの構築や訓練、ローンチができるツールが網羅されています。本来は、機械学習を実行する際には複雑なアルゴリズムやプログラミングの設定・理解が不可欠ですが、ノーコードツールでは必要ありません。

Data Robot

Data Robot

DataRobotは、ノーコードで高度なAIモデルを構築できるプラットフォームです。データセットをアップロードするだけで、自動でAIモデルを生成しデータの前処理や特徴量のエンジニアリング、モデル選択も実行できます。

≫≫ DataRobot公式ホームページ

AutoML Google Cloud

AutoML Google Cloud

AutoML Google Cloudは、Google Cloudが提供するノーコードのAI生成ツールで、画像認識やテキスト分析・翻訳など、さまざまなタスクに対応しています。Googleが持つ膨大なクラウドインフラを活用したデータセットの実現・処理が強みです。

≫≫ AutoML Google Cloud公式ホームページ

6. マーケティング / Eコマース / デザイン

マーケティング / Eコマース / デザインのカテゴリでは、マーケティングやECサイトの構築・UI/UXなどに誰でも取り組めるツールが記載されています。DMの送信・SNSの投稿を自動化できたり、パッケージ化されたECサイト構築ツールを用いて素早くECサイトを開設できたりするのが最大の魅力です。

HubSpot

HubSpot

HubSpotは、マーケティングやセールス、カスタマーサービスを統合的に管理するさまざまなソフトが提供されているサービスです。DMの送付や広告キャンペーンの自動化が可能で、SEOに最適化されたコンテンツマーケティングも簡単に実施できます。

≫≫ HubSpot公式ホームページ

Marketo

Marketo

Marketoは、Adobeが提供するマーケティングツールで、特にB2Bマーケティングに強みを持っています。さまざまなマーケティング活動を統合して管理可能で、Eコマースとの統合やデータ分析も利用できる多機能ツールとして人気があります。

≫≫ Marketo公式ホームページ

7. ソフトウェア開発

ソフトウェア開発の分野では、非エンジニア人材でも簡単にソフトウェア・アプリケーションが開発できるツールが記載されています。プログラミングの専門知識がなくても、アプリケーションの設計、構築が可能となるさまざまな機能を搭載しています。

Autocode

Autocode

Autocodeは、JavaScriptベースのボットやスクリプト、APIを構築できるツールで、ローコードでも開発可能です。瞬時のデプロイメントが実現できるため、迅速なローンチが可能なのが魅力の一つです。

Virtuoso

Virtuoso

Virtuosoは、ソフトウェア開発プロセスにおいて、品質保証(QA)を強化するためのツールとして広く利用されているツールです。AIを活用してテストケースを自動生成し、作成とメンテナンスを大幅に簡素化できます。

≫≫ Virtuoso公式ホームページ

8. Web/モバイル アプリケーション開発

Web/モバイルアプリケーション開発のカテゴリでは、ノーコードでWebサイト・モバイルで利用できるプロダクトを開発できるツールが網羅されています。多くのツールでクロスプラットフォーム下で展開できるのを前提に開発可能なので、ローンチ後すぐマルチにプロダクトを展開できます。

Webflow

Webflow

Webflowは、手軽にプロフェッショナルなWebサイトを構築・公開できるノーコードプラットフォームです。豊富なテンプレート・直感的な使いやすさにより、プロダクト開発の未経験者でも取り組めるツールとして人気があります。

≫≫ Webflow公式ホームページ

Adalo

Adalo

Adaloは、アプリ開発において開発からローンチまで迅速に行えるツールで、開発したプロダクトは直接各種アプリストアにリリースできます。開発自体もAdalo内にある専用のアプリビルダーで直感的に作業できるため、非エンジニア人材でも開発が可能です。

≫≫ Adalo公式ホームページ

9. ワークフロー自動化

ワークフロー自動化の分野では、自社内で複数人が携わっていた日常業務の一部を自動化し、効率よく処理するためのツールが記載されています。ルーティーン化される作業を自動化できれば、時間・労力を大幅に削減でき、ビジネス全体の生産性を向上できるでしょう。

Kintone

Kintone

サイボウズ株式会社が提供するkintoneは、ノーコード・ローコードでさまざまな業務アプリを開発できるサービスです。問い合わせ対応・日報処理などの多種多様なワークフローを自動化できる利便性の高さで、多くのユーザーの支持を集めています。

≫≫ kintone公式ホームページ

Zapier

Zapier

Zapierは、ノーコードのワークフロー自動化プラットフォームで、ワークフローは「Zap」と呼ばれる単位で設定します。また、5000以上の外部サービスと連携できるのも強みで、すでに利用している既存システムとの自動化も容易です。

≫≫ Zapier公式ホームページ

Asana

Asana

Asanaは、タスク管理・進捗確認などチーム・組織内で発生するワークフローを自動化できるツールです。また、さまざまなプロジェクトに対応したテンプレートがプリセットされているため、迅速に新規プロジェクトを開始できます。

≫≫ Asana公式ホームページ

ノーコードツールの選び方

ノーコードツールを選ぶ際には、以下の3点を意識して決定するのをおすすめします。ここでは、上記のポイントについて解説します。

1. 目的に合ったツールを選択する
2. 無料プランまたはトライアルを可能であれば利用してみる
3. セキュリティの確認

目的に合ったツールを選択する

ノーコードツールは、目的によって適したツールが異なるため、まずは何をプロダクト開発によって達成したいのかを明確にし、その目的に最適なツールを選びましょう。
プロダクト開発の目的に合ったツールの選定例は以下の通りです。下記の例や本記事で取り上げたノーコード・カオスマップを参考に検討してみてください。

目的 ツール
BIツールを開発したい テックタッチ
・Looker
・Tableau
AIモデルを生成したい ・Data Robot
・AutoML Google Cloud
ワークフローを自動化したい ・Kintone
・Zapier
・Asana

無料プランまたはトライアルを可能であれば利用してみる

多くのノーコードツールは無料プラン・トライアル期間を提供しています。無料プラン・トライアル期間を利用すれば、ツールの基本機能を把握でき、操作感やUIの使いやすさを確認するのに役立ちます。アプリのUIによっては操作感・外部サービスへの連携などがそぐわない可能性があるため、購入・課金する前に確認できる範囲は積極的に試すようにしましょう。

セキュリティの確認

ノーコードツールを利用する際には、扱うデータが安全に管理されるかが大切なポイントです。ノーコードツールではセキュリティ面を全てプラットフォーム側に依存しなければならないため、利用前の確認が欠かせません。
特に、以下の2点がどのような内容になっているかを把握しましょう。下記の観点を考慮すれば、プロジェクトに最適なノーコードツールを選択でき、効果的かつ安全に活用できるでしょう。

利用前の確認必須事項
・認証機能
・アクセス制御

≫≫ ノーコードツール比較20選!特徴や料金、選び方まで解説

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ノーコードのシステム改修ならテックタッチがおすすめ

テックタッチは、ノーコード・カオスマップでは「オンボーディングツール」の分野で掲載されているツールです。しかし、多機能さが魅力の一つのテックタッチでは、ノーコードツールとして簡単なUI/UXの改修にも対応可能です。

UI/UXを迅速に改修できれば、作業効率・顧客ロイヤルティの向上につながります。また、オンボーディングツールとしても、テックタッチのデジタルガイドによって効率的に利用可能です。

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ノーコードツール・カオスマップのまとめ

ノーコード・カオスマップを閲覧すれば、どの分野でどのツールが有用なのかを一目で把握でき、利用すべきツールが絞り込めるでしょう。また、ノーコード・カオスマップは随時更新されるものであるため、業界の変化・変遷を適宜確認できるのも特長です。そして、ノーコード・カオスマップで多種多様なカテゴリと多くのツールが記載される現状は、ノーコードツールがさまざまな業界で需要がある事実を示しています。

今後もノーコードツールの需要と利便性は高まると予想されるため、ノーコードツール・カオスマップを随時確認するようにしましょう。
ノーコードツール・カオスマップにも記載されているテックタッチへの資料請求・お問い合わせは以下のリンクから↓

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