95%の入力不備削減を実現、全社約15,000名に展開し業務効率化

2021.03.26
95%の入力不備削減を実現、全社約15,000名に展開し業務効率化

MD&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険では、全社を巻き込むDXプロジェクトの一環としてテックタッチを導入、操作ガイドをリアルタイムで表示することで業務システムの入力不備の大幅な削減を実現しました。テックタッチを導入した経緯と効果について、業務プロセス改革部 企画グループ グループ長の佐古田有宏さんに詳しく伺いました。

DXプロジェクトの一環としてテックタッチを導入

テックタッチを導入した経緯について教えてください

当社ではDX効率化の取り組みとして、定常業務を徹底的に「やめる、なくす、へらすこと」を推進し常に変化し続ける組織を目指しています。そのために様々なテクノロジーの活用、BPR(※ビジネスプロセスリエンジニアリング)等を推進しており、これをサポートするツールとしてテックタッチ社が開発・提供するデジタルトランスフォーメーション SaaS「テックタッチ」を導入します。「テックタッチ」を用いることで複雑なシステムを誰もが使いこなせるようになり、作業時間や問合わせの大幅削減等、業務効率化に繋がると考えています。

テックタッチの導入を決めた理由を教えてください

DXプロジェクトで業務整理をする中で、照会応答業務のボリュームが非常に多いことがわかってきました。入力エラーや差し戻し、修正の後追い業務をどのように減らしていけばよいか悩ましいと思っていたので、テックタッチの概念はまさにクリーンヒット!これだと思いました。

アナログデータをデジタルへ置き換えるための入力する最上流の工程の不備をなくすことの重要性は強調しすぎることはありませんが、これを業務プロセスの中で、テクノロジーによって実現できるテックタッチのサービスに共感し、導入をきめました。

入力不備95%削減の実績

テックタッチの導入に向けた体制について教えてください

全社 約15,000名への導入となりますので現在、並行して様々なシステムを対象に導入を進めており、例えばDynamics365に対し、各種申請業務の不備件数の削減と生産性の改善を目指してガイド作成・公開に向けた活動を推進しています。

Dynamics365上でのテックタッチ

導入にあたり直面された課題などはありましたか

当社独自のものも含め、いくつかの壁を越えてきました。まず当社は金融機関ですのでセキュリティ面の要件を満たす様々な手配・検証が必要で、これはテックタッチさんとの共同しつつ、時間をかけて念入りに行いました。

また、広い範囲での導入となるため、ガイド作成が個々人で行われ乱立しないよう、ガイドラインを策定して中央集権で管理するような仕組みつくりも行いました。この結果、”野良ガイド”の発生を防止することができ、品質を高く保つことができています。

なお、実は最初、「本当に誰でも簡単に作れるのか」という点は信じ切れてはいませんでした。世の中にある様々なツールが「誰でも簡単」を謳いますが、実際にはプログラミングの知識が必要だったりして難しかった経験をしていたからです。その点、テックタッチだけは本当に分かりやすいUIで自分でも作成することができ、驚いたことを覚えています。

導入効果について教えてください

パイロット導入の実績では期待した通り、特に入力ミスの削減に高い効果が現れました。期間中、入力不備が137件→13件に削減でき、1回の申請あたりの入力不備項目が2.32件→0.54件に激減しました。さらに残りの不備13件中10件はテックタッチを利用しておらず、テックタッチ利用により10件の不備も解決したと見込まれます。結果、不備削減率は95%に達すると考えています。

また作業時間についても、入力ミスの差し戻し時間、後追いの修正作業時間が結果として削減されています。

現場からも「ガイドを改善することで、今後さらに不備を減らせると思う(ガイド作成者)」「操作の問い合わせ照会が減り、負荷が軽減できる」「この作業はガイドがあるからこそ出来たと感じる。使い方を調べる時間が短縮した(ガイド利用者)」といったポジティブな声がたくさん聞かれました。

パイロット実施結果

継続してテックタッチ活用を拡大中

今後の展開予定について教えてください

先日、社内にてテックタッチの説明会を実施したところ、興味・関心を持ってくれた担当者が200名程度も参加しており、評判もかなり良かったです。

ガイドは作り手のセンスや経験により設計が異なり、利用するユーザーの体験に違いが生まれる可能性がありますので、今後はよりユーザーにとって使いやすいガイド作成のノウハウを貯めていきたいと思っています。

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

代表者:代表取締役社長 金杉恭三
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿1-28-1
設立:1918年6月30日
資本金:1,000億円
事業概要:損害保険業
国内・海外営業(損害保険の引受)、損害サービス(損害の調査・保険金の支払)、商品開発、営業推進、資産運用、情報システム、国際業務 他

https://www.aioinissaydowa.co.jp

事例一覧へ